USAテキサスの体験
実際に海外赴任の経験がある人の体験談として、ここではアメリカはテキサス州、ヒューストンに赴任した経験があるSIさんの体験談を紹介していきます。
ヒューストンといえば宇宙工業で有名な都市ですが、どのような状況となっていたのでしょうか?
滞在は1995年から2000年ということですので、現在とは状況が違っている点があるかもしれませんのでその点についてはご了承下さい。
まずは概要的な情報について紹介していきます。
公用語はアメリカですので英語で、現地語とイコールなので人によって通じないということもなく、スムーズに意思疎通を図る事ができたということでした。
逆に言うと英語以外の言語では通じない事が多いので、英語の習得は必須条件となっています。
時差はマイナス15時間程と非常に大きいので、行き帰りには注意をする必要があるでしょう。
サマータイム制も導入されているため、夏季についてはマイナス14時間に調節されます。
現地の通過は米ドルで、現在のレートだと大体1ドル100円前後といった所です。
ただ、現地には日系銀行がなかったということですので、海外で利用できるお金についての準備を進めていくことが重要になるでしょう。
電力は120ボルトとなっているため、日本のものはそのままでは利用できず、変圧器を挟んで利用する必要があります。
SIさんは日本から炊飯器と湯沸し器を持って行っていますが、これも変圧器を挟んでの利用だったということです。
炊飯器は日本のものが高性能であり、現地の食事になじまない間の利用が便利なのでぜひ持って行きたいものとして挙げています。
赴任の状況
では、さらに具体的な赴任時の体験について紹介していきます。
まず、赴任にあたって持参してよかったと思ったものと、必要なかったと感じたものがありました。
まず持って行って良かったのは前述の2つの家電のほか、和食用の食器とスリッパを挙げています。
土足での生活というのは日本人にはなかなか馴染みがないものですので、その点についてスリッパというのは盲点かも知れません。
必要がなかったと感じたのはダイニングテーブルだといいます。
アメリカは日本に比べて家や部屋が大きいので、日本用の家具というのはサイズ的にマッチしないことが多く、持っていく必要はないということのようです。
生活の情報として、衣食住についても紹介がありました。
衣については、寒暖の差が激しいものの寒さの方はそこまででもないため、薄着の方が重要だということです。
食については現地のスーパーで大体のものは揃うものの、日系のレストランなどがありそういった場所のものはやはり口にあったということです。
住については、防犯への意識を高く持つ必要を挙げています。