国によって異なる労働ビザ

海外で安心して働くためにも労働ビザについての情報は知っておきましょう。
海外で正規社員として働くためにはビザが必要です。

一度でも海外で働きたいと思ったことがある人ならこれは知っていることだと思いますが、
具体的にどのようにすれば労働ビザを取得できるのか、そこまでは知らない人も多いかもしれません。

労働ビザ、これはその国に合法的に滞在することを認めるための許可証のことを言います。
労働ビザ以外にも観光ビザ、学生ビザなど、滞在をする目的に合わせて種類がありますので注意しましょう。

そしてその土地で働くことを許可してもらうビザが労働ビザです。

一般に労働ビザといわれているのですが国によっては違う呼び方をすることもあるので気をつけましょう。
アメリカの場合は日本人が就職をするのに一番取得率が高いのはH-1Bビザです。

雇用する会社にとってその人の技術、能力が必要と判断されればもらえるビザです。
申請条件はその分野で4年生大学卒業以上の学位、それと同等の実務経験12年以上が必要であるという条件があります。

それ以外にE-1貿易等しかビザやL-1企業内転勤ビザなどと呼ばれるビザの種類もあります。

イギリスでも労働ビザはフルワークパーミットとキーワーカーパーミットをはじめ4つの種類があります。
オーストラリアも長期滞在ビジネスビザサブクラス457が一般的に労働ビザという扱いです。

ビザをもらうためには

ではどうすれば労働ビザがもらえるのか、それは雇用主にビザの保証人になってもらわなくてはいけません。
ですから先に就職先を見つけてからでなければ労働ビザは発行してもらえません。

申請は雇用確約証明書を雇用主にはいてもらって、それ以外の書類をそろえて移民局など所定のところに提出をするという流れです。

必ず許可が下りるというわけではなく場合によっては労働ビザがもらえないこともあります。

労働許可と労働ビザを混同している人がいるのですが、これは国によっても違います。

労働許可はそれぞれの労働局発行の書類で労働ビザを申請するのに必要なもので、労働ビザだけで働くことが許可される国もあれば許可を取得してから申請して労働ビザを発行しなければいけない国もあります。

労働ビザなしでも働くことができる方法としてはワーキングホリデービザがありますが年齢制限もありますし一定期間一定の条件でしか働けません。