語学力は基本
海外で働くためには、国内で働くこと以外に必要なことがいろいろとあります。
まず語学力です。海外へ行って問題なく現地の社員と一緒に働くためにはそれなりに仕事に不自由しないほどの語学力が必要です。
現地ではすべて現地の言葉で仕事をしていくことになりますので、
必ずといっていいほど語学力は必要になります。
たとえばアメリカは日本と違って、仕事でもプライベートにおいてもコミュニケーションのとり方が違います。
NOというべきことに対してははっきりとNOといわなければいけません。日本ではあいまいにしていたり、
NOだけどしぶしぶYESにしていたりすることもあるかもしれませんが、アメリカではNOならNOといえる力が必要です。
それは仕事の締め切りとか量とか、一緒に食事に出かけるかどうかなどすべてにおいて該当することです。
質問に対しての答えは理論的にはYESかNOかI don’t knowの三つしかないのです。
答えと理由をはっきりと相手に伝えることも必要です。
それから理由が明確で理にかなっていたのであれば
基本は相手の意思を尊重しなければいけないという風習もありますのでその点日本とは違っています。
自分の長所をもつこと
そして仕事をする上で必要なことは語学力だけでなく自分の長所を持つことです。
納期を必ず守る、誠実な対応ができる、自分の思いをわかりやすく伝えることができるなど、
仕事に最低限必要とすることができるかどうかは当たり前のことです。
海外で働いている限りは語学力、ネットワークや人間関係のコネなどは残念ながら現地の人よりは劣ってしまいますが、
このジャンルだったらほかの人より勝てることを1つでもいいので盛っておくといいでしょう。
そうすると信頼を得るきかっけにもなります。
それからどんなに小さいことでも、頼まれていなくても積極的に役割を受け持つことで自分の存在感をアピールすることも必要です。
だからといってガツガツしていたのではだめですので、仕事で存在感を見出すことが必要です。
海外で働くにあたって必要なことはとりわけこんなところですが、
すぐにではできないと思いますから、今何ができるか考えて少しずつ行動に移すといいでしょう。