ここでは海外で働く際に役立つ資格について紹介します。
これらを持っていれば海外就業をした際に役に立ちますし、様々な仕事のチャンスの幅が広がるかもしれません。
日本語教師
今や日本と海外の橋渡しという重要な役割を担う存在が必要不可欠で、そのひとつとして日本語を教えることができる人材の需要が増えています。
その中でも日本語教師という仕事は、日本国内はもちろん、海外で日本語を勉強したいという人が増えているので、現地で日本語を教えることができる日本語教師という仕事は人気です。
社会人などが第二のキャリアとして日本語教師になるには、文化庁が定める420時間の日本語教師養成講座を受けて、日本語教師としての学習経験を積むのが一般的です。
国際化が進む中で、日本語を軸とした仕事を探しているのであればぜひ日本語教師になってみてはいかがでしょうか。
TOEIC
TOEICは世界共通の英語の能力を測るための資格試験です。
リスニングとリーディングの試験から成り立っており、聞き取りと、読み取りの技術が身についているのかを点数にして判定しています。
990点満点でTOEICのスコアを持っているということは、海外就職をする際に自分がどれくらいの英語力を身につけているのかの証明になるのでまずはこの資格を持っておくというのもおすすめです。
参考:【公式】TOEIC Program|IIBC
国際秘書検定
国際秘書検定は、グローバル化が進んでいる今のビジネス社会で、語学力を振る活用して活躍できるいわばバイリンガルセクレタリーのことを言います。
多くの企業、教育機関などでこのバイリンガルセクレタリーの需要は高まりつつあり、この資格を持っていれば海外での就職に役立ちます。
具体的に普通の秘書と何が違っているのかといえば、国際秘書は日本語と英語の二ヶ国語を使って秘書業務ができる点にあります。
縁の下の力持ちとして秘書の仕事をすることそのものは普通の秘書の仕事と違いはありませんが、二ヶ国語が話せることが海外で働く際に有利に働くことは間違いありません。
参考:CBS(国際秘書)検定について | 一般社団法人日本秘書協会
米国税理士資格
受験資格は一切制限なく、計算問題の比重が高いので、日本人でも語学力に自信がなくても比較的チャレンジしやすい資格です。
アメリカの税務に関しての知識を持っていれば、これまでの税務業務以外にも海外進出をする国際税務企画やコンサルタント業務など、幅広い場所での活躍ができることがメリットです。
米国税理士は、日本の国税庁に該当するアメリカの内国歳入庁が認定している国家資格です。
参考:米国税理士とは|Wikipedia