お隣の国

海外就職先として人気が高い国として、やはり距離的に近いということもあり韓国を挙げることが出来るでしょう。
韓国で就職をするのであれば、まずは人気のある都市はどこになるでしょうか?
現在、最も就職面で人気がある都市はソウル特別市ということになります。

韓国は日本程ではないものの一極集中型の都市形成が行われいてますので、ソウルとそれ以外の場所では経済的な発展度に違いがあります。
仕事を探す、という意味ではソウルが最も有利であることは間違いないでしょう。
ただ、人気はあるもののソウルには不安要素もあることは理解しておく必要があります。

というのも、韓国は現在北朝鮮と戦時休戦下扱いの国です。
実質的には戦時中という扱いとなっており、ソウルは北朝鮮の国境から近い上に経済の集中地であるために、休戦が破棄された場合に真っ先に被害を受けることになる可能性があります。

平和という意味では安全な国ではないということについては理解しておく必要があります。

では、韓国において人気のある職業はどのような職業なのでしょうか?
韓国は高度な学歴主義と大企業偏重主義が存在しているために、大企業かそうでないか、ということが大きく人気を分けている状況です。

韓国経済の何割かを担っているサムスンやヒュンダイなどがメインの就職先ということになりますが、日本からの就職でそういった場所に就くのは簡単なことではありません。

日本国内での就職に比べて韓国国内の就職が具体的に優っているの点というのはそれほど大きくはありませんので、就職を希望する場合については韓国の文化や風土などを目的とする、ということがメインとなってきます。
では、韓国の文化や風土などについてはどのようなものが見受けられるでしょうか?

文化の違いやビザについて

まずは文化の違いについてですが、韓国は根強い儒教思想が存在している国です。
儒教は目上の人を敬う、という気持が最も強い文化思想なので、日本以上に上司のいうことは間違っていようが絶対、という文化軸が形成されていることには注意が必要でしょう。

ただし、自分がその立場になることが出来れば逆に有利に働くことになりますので、その点については捉え方の問題です。

また、結婚については韓国は昔から夫婦別姓が取られているというのが特徴的です。
といってもこれは男女平等が進んでいるということではなく、女性を自分の籍には入れない、という文化があったなごりです。
現地で結婚をすることを考えている場合についてはこのことも注意しておく必要があるでしょう。

就職をする場合には在留ビザを取得する必要があります。
最長で5年ということになりますので、更新などについては注意しておく必要があるでしょう。