海外赴任に向けて

海外で仕事をしたいとかんがえるのであれば、それぞれの現地の事情について知っておかなければなりません。
ただ、日本にいながらにして現地のことを知るというのは意外に簡単なことではないでしょう。

インターネットを利用することで今はいろいろな情報を得ることが出来るようになっていますが、表面上の知識ばかりで実情までは見えてこない事が多いのが現状です。

では、実際の他国の雰囲気や仕事のしやすさ、生活環境などについて知るのにはどうすれば良いでしょうか?
方法の一つとして、実際にその国で働いた経験のある人の声を聞く、ということが挙げられます。

日本人で他国で仕事をしたことがある人の声であれば、日本人としての感覚を持ちながら海外の雰囲気についても理解しているため、私達に対しても分かりやすく伝えてもらうことができるでしょう。

そこでこの先のページではそんな実際に海外で働いたことがある人の体験談というものを幾つか紹介していきたいと思います。
ここではその一例を紹介していきますので、大体こういった内容のものになっている、と考えて頂ければ幸いです。

体験の一例

ここで紹介する体験の一例は、1998年から1999年にかけておおよそ10ヶ月程をスウェーデンで仕事をしたというHMさんの体験談です。
滞在期間が10年以上前のことですから、現在では状況が変わっていることもある、ということはご了承下さい。

ただ、それでもやはり日本との違いがどういった点にあるのか、ということの片鱗を知るたすけにはなるかと思います。

まずは、スウェーデンの言語についてです。
公用語はスウェーデン語なのですが、スウェーデン語は英語の普及率が高いために英語をある程度習得していれば生活上問題がないということでした。

時差は8時間程となっていますので、移動の際には時差ボケに注意する必要があるでしょう。

スウェーデンで使われている通過はクローネというもので、大体日本円にして18円程の価値です。
100オーレ1クローネという扱いとなっています。

意外に見落としがちなポイントなのが、電力事情です。
スウェーデンは110ボルトと220ボルトという形態となっており、コンセントはヨーロッパ式のものとなっていました。

そのため、家電などはそのままでは利用できず、丸ピン型の変圧器を持ってく必要があった、ということです。

スウェーデンでの生活について、持って行って良かったと感じたものは日本の食べ物とのことです。
食べ物というのはやはり生活に直結するもので、体調にも精神にも影響を及ぼします。

他国では口にあわない食事も多いのでその点には注意を払う必要があるでしょう。

さらに、本についても持って行って良かったものだとしています。